皆様お世話になっております!大阪難波で活動しています hang out gymトレーナーの大島です!
本日のお話は「肥満のボーダーラインとは?」と肥満のリスクについて。です。
肥満とされるかどうかは、主に体格指数(BMI)を基に判断されます。BMIは体重(kg)を身長(m)の2乗で割った値です。日本肥満学会およびWHO(世界保健機関)による基準は以下の通りです!
日本肥満学会の基準
- 18.5未満:低体重(やせ)
- 18.5~24.9:普通体重
- 25.0~29.9:肥満(1度)
- 30.0~34.9:肥満(2度)
- 35.0~39.9:肥満(3度)
- 40.0以上:肥満(4度)
WHOの基準
- 18.5未満:低体重(やせ)
- 18.5~24.9:普通体重
- 25.0~29.9:過体重(pre-obese)
- 30.0~34.9:肥満(1度)
- 35.0~39.9:肥満(2度)
- 40.0以上:高度肥満(肥満3度)
どちらの基準でも、BMIが25以上の場合は肥満とされていますが、その程度によって段階が設定されております!
さらに肥満だった人はさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。
心血管疾患
- 高血圧:体重が増えると血圧も上がりやすくなります。
- 心臓病:動脈硬化が進行しやすくなり、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まります。
- 脳卒中:脳血管が詰まるリスクが高まります。
代謝異常
- 糖尿病:特に2型糖尿病のリスクが大幅に増加します。
- 高脂血症:血液中の脂質が増えるため、動脈硬化の原因となります。
呼吸器系疾患
- 睡眠時無呼吸症候群:肥満によって気道が圧迫され、睡眠中に呼吸が止まることがあります。
消化器系疾患
- 肝疾患:非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)が発生しやすくなります。
- 胆石症:肥満により胆石ができやすくなります。
骨・関節疾患
- 関節炎:特に膝関節に負担がかかり、変形性関節症のリスクが高まります。
癌
- 特定の癌のリスク増加:乳癌、大腸癌、子宮内膜癌、腎臓癌などのリスクが高まることがあります。
精神的健康
- うつ病と不安障害:社会的な偏見や身体的な制約から精神的ストレスが増加しやすくなります。
その他
- 生理不順や不妊症:特に女性の場合、肥満はホルモンバランスを崩し、月経不順や不妊の原因となることがあります。
肥満は単なる外見の問題ではなく、多くの深刻な健康問題と関連しています。体重管理や健康的なライフスタイルの維持が、リスクを軽減するためにかな重要になります!